翻訳家にもっとも必要なもの

みなさんは知らない方も多いと思いますが2年ほど前に翻訳に関する資格試験が廃止されたんです。このことで翻訳という仕事をするにあたって主だった資格というものがなくなりました。この資格を持っていれば翻訳の仕事に有利という明確なものがなくなってしまったんです。もちろん語学関係の資格は沢山あります。TOIECなんかがその代表的なものです。でも翻訳って語学にたけているから出来るというものでもないんです。話せる、喋れる、読み書きができる。これだけじゃ翻訳業務はこなせません。
どうして翻訳業務をこなせないのかって疑問ですよね。なんでかというと翻訳をするにあたっては大抵ルールが定められているからです。ドラマなどのセリフの翻訳では吹き替えを行う際の為に翻訳語の文章の文字数に制限があります。このセリフは何文字以内で訳してくださいというようなものです。こうなると問題になってくるのはセンスです。限られた文字数の中で違和感を感じさせずにもともとのセリフの意味をしっかりと伝えるような訳文を考えられるセンスが必要になってくるんです。このセンスを証明する資格がなくなってしまったので翻訳家を目指す人間には大打撃なんですよね。